ＦＸの相場は「米ドル」中心に動く

世界の経済は「米ドル」を中心に動いています。

FX相場の値動きも「米ドル」中心に形成されますし、

経済指標も、アメリカのものが一番、市場に影響を与えます。



「ポンド／ドル」「ドル／スイスフラン」などの、

ドルが絡む通貨ペアを「ドルストレート」と呼びます。



ちなみに「円」がからむ通貨ペアを

「クロス円」と呼びます。



「クロス円」のペアを見ていて

値動きの要因がわからないときなどには

「ドルと外貨」の関係をよく見ると、

わかりやすくなる場合があります。



「ドルが売られている、下がっているか？」

「ドルが買われている、上がっているか？」

を中心に、各国の通貨の値動きを見ると、

経済情勢がよくわかります。



たとえば「ユーロ／ドル」が上昇した場合には

「ユーロが買われたのか？」「ドルが売られたのか？」

が咄嗟にはわからない場合もあります。



日本にいると、他国についての情報は、

積極的に得ようとしない限り、得られません。



しかし、他のドルストレートの値動きにも着目すると、

ドルの価値の上下がわかることがあります。



世界のFX取引全体の6割以上は「ユーロとドル」

の組み合わせです。